2021(令和03)年01月04日(月)

============================

-SEASON8 - 【 2020(令和02)/2021(令和03)年冬 18きっぷ 03 】 [45]
18きっぷの旅 INDEX
18きっぷの旅 INDEX
============================
二日連続で日帰りで出掛けて参りましたが18きっぷ企画としては初めての事だったかも知れません。
============================
記事内移動
2021(令和03)年
01月04日(月)
あとがき
============================
01月04日(月)
世間一般的には仕事始めだったりしましたがもう一日お休みでしたので何時もの通り大枠だけ決めて列車に乗りました。
【 横浜駅12:13 [1863E] 熱海駅13:37 (東海道線) 75.8キロ 】
[ 始発 高崎駅09:54 ]

まぁ仕事以外で連日列車に乗れるのは楽しいですね。(笑)
10両で着席出来ました。
平日でもありましたので藤沢駅迄は少し人が多かったです。

平塚駅では185系の特急「踊り子13号」の待避がありました。

国府津駅を出ると綺麗な富士山が見えました。
因みに富士山は辻堂駅辺りから正面から車窓右手前方に見え始めて相模川の手前で少しだけ車窓左手に現れたりしますね。

小田原駅のいずっぱこ(伊豆箱根鉄道大雄山線)はシンプルなお正月仕様でした。
大雄山線は元々が道了尊の参詣輸送が目的だったのですよね。

穏やかで好い天気でした。
[ 乗車84分 乗換18分 ]

5日振りの熱海駅でした。
旅立ちは高揚感が増し帰路は安心感が強くなる駅です。

次の列車の出発を待っていると特急「サフィール踊り子3号」がやって来ました。
【 熱海駅13:55 [441M] 吉原駅14:30 (東海道線) 36.7キロ 】
[ 終着 島田駅15:38 ]


2(313)+3(211)の5両編成でした。
ガラガラで着席出来ましたが平日のこの時間であればこんなもんでしょうかね。

沼津駅手前でも綺麗な富士山が眺められました。
[ 乗車35分 乗換分 ]


富士駅の一つ手前の吉原駅で初めて下車しました。
この辺りの東海道線からでも富士山の全体像を臨めますが雄大な姿を眺められました。


駅の外からの富士山も素敵でした。

中々物騒な地下道がありました。



今回の目的は岳南電車でした。(一応もう一つオプションがありました)
18きっぷで東海道線を往復する際にタイミングが合えば吉原駅で車両を眺められる機会もありまして何れ乗車してみたいと思っていたのでやっと果たせたと言う感じでした。
今回はJR改札から駅の外を回ってみましたがJRホームの富士駅方に連絡跨線橋があるのでそちらが便利かなと思います。

全線1日フリー乗車券(720円)を購入しました。
【 吉原駅14:57 [] 岳南江尾駅15:18 (岳南電車線) 9.2キロ 】


運の良い事に2両編成の列車に乗車出来ました。





グループ会社である富士急行から譲受した車両(元は京王)で若しかすると富士急時代に乗車した事がああったかも知れません。

吉原駅を出ると少しJRと並んで西(富士駅方)へ向かい北に向きを変えて富士山へ向かう感じでした。
更に吉原本町駅辺りから東へと方向転換して行きましたがお隣の本吉原駅含めて駅名からわかる通り旧東海道吉原宿のあった街の中心地なんでしょうね。
吉原駅は歴史がある駅ですが明治時代の鉄道黎明期にあった忌避で市街地の中心部から離れた場所に設置されたのでしょうね。(元々は鈴川駅として開業)

岳南原田駅ではド派手な車両との列車交換がありました。

またこの先で日本製紙の工場の間を縫うかの様に走行していました。
比奈駅の先からは住宅街の様相が濃くなりました。

岳南富士岡駅にはかつては貨物輸送も担っていた名残なのか電気機関車が留置されていました。
富士山も車窓左手に姿を現していました。

かなり愛鷹山の裾が迫って来たと思いつつ列車は終点の岳南江尾(がくなんえのお)駅に到着しました。
10キロに満たないミニ路線でありますが色んな街の表情もありのんびりとした列車の旅となりました。
[ 乗車21分 ]
[ 運賃370円(参考) ]


インターバルが4分と短かったので折り返し列車を見送って駅を散策しました。


片側(吉原駅方)にヘッドマークが付いた単行車両が留置されていました。


富士山は頭の方だけが見えていました。
東海道新幹線の高架が邪魔と言うより高架の向こう側でも愛鷹山の裾が掛かって下は隠れている感じでした。




無人駅ではありますが中々味のある駅舎でした。


高架の向こう側はこんな感じでした。
閑静な場所で途切れ途切れに車が通っていましたが近くに大型スーパーがあった様です。



沼津駅への延伸計画もあったそうで線路が伸びていましたが以前は更に奥の住宅の辺りも駅構内だったそうです。
岳南江尾駅は逆「つの字」の様な路線で東に向かって来たのでJRの東田子の浦駅から北に数キロの位置関係となりますね。


残念乍明るかったので確認出来ませんでした。(笑)

前日は上越新幹線を見れませんでしたが流石東海道新幹線は本数が違っていまして何本かの列車が通過して行きました。
速度が遅く感じた列車は新富士駅に停車したのでしょうかね。





そうこうする内に先程のド派手な車両がやって来ました。
「だるま電車」だそうで車内にも装飾が施されていました。
吉原駅から徒歩で10分程の毘沙門天(妙法寺)が日本三大だるま市(他は高崎・達磨寺と調布・深大寺)に数えられる事からの様ですね。
(今では貴重となった電鈴式の踏切警戒音も入っています)
【 岳南江尾駅15:48 [] ジヤトコ前駅16:06 (岳南電車線) 6.9キロ 】
[ 終着 吉原駅16:10 ]


そんなこんなで単行列車(1両なのに列車も妙ですが笑)に乗車しました。

岳南富士岡駅の車庫にはもう一つの2両編成である「がくちゃんかぐや富士」車両が留置されていました。
富士市や富士宮市を中心とした富士山南麓を舞台としたかぐや姫は富士山の女神であったと言う伝承があってゆかりの地が多いそうです。
[ 乗車18分 ]
[ 運賃310円(参考) ]



オプションの為にジヤトコ前駅で下車しました。
難読と言うのか正しく書けない駅名じゃないかと思います。
副称のジヤトコ1地区前(ジヤトコいっちくまえ)はまだ口語を読みにしてるのでいいのですが問題は?
「ヤ」が大文字なんですね。
会社自体は以前から知っていましたので「じゃとこ」と読めましたがそもそもどうしてそうなった?
ジヤトコは元は日産自動車から連なる日本自動変速機株式会社(Japan Automatic Transmission Co.,Ltd)と言う会社で社名変更でブランド名でもあった「ジャトコ」(JATOCO)となって更なる変更で「ジヤトコ」になった様ですね。
元は日産前と言う駅名で吉原(富士)工場の営業譲渡で現駅名に変わったそうです。
まぁ大文字であると言うのは今回初めて知りました。(笑)

駅を出てかぐや姫のカラーマンホールと遭遇しました。

16時を過ぎてかなり肌寒くなって来ましたが歩いている分には丁度よかったです。



20分程で「さわやか」富士錦店に到着しました。
静岡県民のソールフードとして全国的にも有名となったレストランチェーンですね。
ウェイティング時間が尋常じゃないと度々話題にもなるお店なので状況に依っては断念すると言う意味もあって(要は帰宅時間の兼ね合いとそもそも待つのが嫌笑)オプションと言ったのですが常識的な待ち時間(10分程)でした。
珍しくスマホのナビも活用してしまいました。(笑)


げんこつハンバーグ(250g)を戴きました。(1100円)
もっ肉々しいのかと思っていましたが癖も無くて美味しかったです。

改修休業直前だった様でタイミングが良かったかも知れません。

会計時に飴を戴きました。

17時を過ぎてウェイティングもだいぶ伸びていましたのでこちらもタイミング良かったです。

同じ道を戻って駅へと向かいました。
曲がるべきところを通り過ぎてしまいましたが岳南電車の線路に突き当たって少し遠回りをするだけで済みました。
【 ジヤトコ前駅17:50 [] 吉原本町駅17:51 (岳南電車線) 0.4キロ 】
[ 始発 吉原駅17:46 終着 岳南江尾駅18:07 ]


吉原駅行の前に岳南江尾駅行がやって来たので一駅だけ乗車してみました。
単線で1面1線の駅だからこそですね。
[ 乗車01分 乗換10分 ]
[ 運賃150円(参考) ]
【 吉原本町駅18:01 [] 吉原駅18:06 (岳南電車線) 2.7キロ 】
[ 始発 岳南江尾駅17:44 ]


岳南江尾駅に留置されていた単行車両で結構な乗車率でした。
ジヤトコ前駅でも何人かの乗車がありました。
[ 乗車05分 乗換13分 ]
[ 運賃210円(参考) ]


吉原駅で記念にヘッドマーク缶バッジと記念乗車券セット(各500円)を購入しました。




連絡改札を通ってJRへ向かいました。
【 吉原駅18:19 [454M] 熱海駅19:04 (東海道線) 36.7キロ 】
[ 始発 浜松駅16:20 ]


5(3+2)両編成(オール211)で着席出来ました。
沼津駅では10分停車で同時刻到着の御殿場線からの三島駅行列車(2248M三島駅18:44)が先行する旨の案内がありました。
また連絡予定の「ホームライナー沼津4」(静岡駅18:00沼津駅18:42)の遅延で2分程出発が遅れましたが熱海駅では遅れが解消されていました。
[ 乗車45分 乗換分 ]
【 熱海駅19:09 [1936E] 横浜駅20:31 (東海道線) 75.8キロ 】
[ 始発 伊東駅18:44 終着 籠原駅22:16 ]

ラストランナーですね。
伊東線からの直通列車で10両編成でした。

グリーン車に乗ってみました。
国府津駅で前方に5両増結されました。
[ 乗車82分 ]
[ グリーン1000円 ]

無事戻りました。
JR東日本 JR東海
横浜駅-(熱海駅)-吉原駅 112.5キロ 1980円(参考)
岳南電車
一日乗車券720円
[初乗車] 吉原駅-岳南江尾駅 9.2キロ 370円(参考)
岳南江尾駅-ジヤトコ前駅 6.9キロ 310円(参考)
ジヤトコ前駅-吉原本町駅 0.4キロ 150円(参考)
吉原本町駅-吉原駅 2.7キロ 210円(参考)
JR東海 JR東日本
吉原駅-(熱海駅)-横浜駅 112.5キロ 1980円(参考)
08時間18分 225.0キロ 3960円(参考) 一日乗車券720円 19.2キロ 1040円(参考) 平日グリーン51キロ超1000円
[参考運賃はJTB時刻表運賃表A-1のみ 重複乗車等に関してはフリー切符利用の際は考慮せず]
戻る
============================
[あとがき]
18きっぷの3回目はやはり以前から考えていた乗り鉄と食事でした。
前日よりも近場ではありましたが隣県であっても旅感があってハードルも少し上がっていたので中々実現に至らなくてこんなご時世だからこその瓢箪から駒だったのかも知れません。
天気も好くて富士山も眺められましたしのんびりと列車に揺られ美味しいものも食べてと言う事はありませんでした。
また機会があれば嬉しいものです。
戻る
============================

最後迄お付合い戴きまして有難う御座いました

KAkashi / 今木 洛

コメント